昨日正午で築地場内市場が閉場。

長靴姿で泣きながら歩くお帳場のお姉さん、
大きな花束と発泡スチロールを抱えて場内をあとにする仲卸さん。

波除神社の横では移転に反対する人たちの最後の演説。
「最後に一言だけ言わせてください。今まで築地で働いてくれた人、築地を守ってくれた人に心から感謝します。ありがとうございました」。



築地に憧れ、市場の近くで暮らしたくて、17年前、埼玉から引っ越してきました。
食のワンダーランド築地は、やはり特別なところでした。
市場だけでなく、街自体が面白かった。


今は切ない気持ちでいっぱいですが、(豊洲に移って正解だった)と思える日が来るといいなと願っています。

それに、場外市場があります! 観光客も増えていますが、良いものを扱うお店、たくさんあります。


築地が食文化の街として生き続けますように。
そして、豊洲が新しい時代の市場となりますように。

いつになく蒼い隅田川を眺めながら、ぼんやりとそんなことを思いました。

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ダイアリー 2018/10/07(日) 10:42